平均G・平均回転とは?
計算方法と中央値の違い
「平均319.7回転」は、319.7回転で必ず当たるという意味ではありません。平均、中央値、ハマり確率を分けて見ると、シミュレーション結果のばらつきが分かりやすくなります。
平均G・平均回転の意味
平均Gは、同じ条件の抽選を何度も繰り返したとき、当たるまでにかかったゲーム数をすべて足して回数で割った値です。パチンコでは「平均回転」、パチスロでは「平均G」と表記することがあります。
早い当りが多い一方で、ごく深いハマりも発生します。そのため、平均は確率の分母と同じ付近でも、実際には平均より早く当たる結果が半数を超えます。
一定確率として考える基本の計算
毎ゲームの当選確率が一定で、各抽選が独立していると単純化した場合、初当りまでの平均回数は確率の逆数で求められます。
「319.7回転で当たりが確定する」のではなく、何万回、何十万回と試した結果を平均すると319.7回転付近へ近づく、という意味です。
中央値は「半分が当たるライン」
中央値は、結果を早い順に並べたとき中央にくる値です。1/319.7を独立抽選として計算すると、約222回転までに当たる確率が50%を超えます。
平均319.7回転より中央値222回転のほうが小さいのは、少数の深いハマりが平均値を押し上げるためです。結果の「いつもの感覚」を見るなら中央値、長期的な計算の基準には平均を見ると整理しやすくなります。
確率帯別の平均・中央値早見表
| 初当り確率 | 平均 | 中央値 | 分母までに当たる確率 | 分母の3倍までに当たる確率 |
|---|---|---|---|---|
| 1/99.9 | 99.9回転 | 約69回転 | 約63.4% | 約95.1% |
| 1/199.8 | 199.8回転 | 約139回転 | 約63.3% | 約95.0% |
| 1/319.7 | 319.7回転 | 約222回転 | 約63.3% | 約95.0% |
| 1/399.9 | 399.9回転 | 約277回転 | 約63.3% | 約95.0% |
表は毎回同じ確率で独立抽選すると仮定した理論値です。小数処理により表示値にはわずかな差があります。
パチスロの平均Gが単純な逆数にならない場合
パチスロでは、通常時の状態、設定、規定ゲーム数、天井、CZ、モード、周期などが初当りに影響する機種があります。その場合、画面に出ている一つの確率を逆数にするだけでは平均Gを求められません。
- 一定確率の簡易モデル毎ゲーム同じ当選率として、確率の逆数を平均Gにします。
- ゾーン・天井を含むモデルゲーム数ごとに当選率が変わるため、各区間の振り分けを合成して計算します。
- 設定差がある機種設定ごとに初当り確率や平均Gが変わるため、使用した設定条件の明記が必要です。
ICHIGEKIでは、機種ページに掲載した平均Gと計算条件を基準にした簡易シミュレーションです。実機の内部状態を完全再現するものではありません。
平均Gと平均投資は別の数字
平均Gは当りまでのゲーム数、平均投資はそのゲーム数を回すために必要な金額の目安です。スロットは50枚ベースと実際の貸出枚数、パチンコは1,000円あたり回転数を使って計算します。
シミュレーションでの見方
- 機種ページの平均G・平均回転と計算条件を確認する
- STARTを複数回押して、早い当りと深いハマりの両方を見る
- 今回の結果と平均値を分けて比較する
- 回転率、50枚ベース、貸出・交換レートを変え、投資や収支の変化を確認する
この記事は確率の一般的な見方を説明するものです。実際の遊技結果、収支、機種性能を保証するものではありません。